
こんばんは!
起業家税理士の伊藤です
日本の所得税は、累進課税と言って
所得が上がれば上がるほど高い税率が課される仕組みになっています
と、言うのは有名な話ですよね
多くの方が
「この年収超えると税率上がりまっせ!!」
と、インスタとかティックトックで配信しています
が、
それ、正しく理解していますか??
令和5年時点の所得税率は、次の表のとおりになっています

まず、税率の判断に用いられるのは「年収」ではなく「課税所得金額」です
課税所得金額とは、生命保険控除とか・・・を、引いた後の金額なので
年収に対してマルマル課税されるわけではありません
そして大事なのが、税率をまたいだ場合
例えば課税所得金額が331万円!!と、言う場合ですね
上の表に当てはめると、20%と記載されているため
多くの方が331万円にマルマル20%の税率がかかると勘違いされていますが、
実際に20%の税率が課されるのは300万円を超えた1万円部分です
あなたは、勘違いしていませんでしたか??
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