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消費税の仕組み 原則課税

更新日:2023年5月15日


こんにちは!

起業家税理士の伊藤です。


令和5年の10月からスタートするインボイスですが・・・

そういえば消費税ってそもそもどうやって計算してるんだっけ??



と、言う方って意外と多いんですよね


今回は、そんな「知っているようで知らない」消費税の計算方法について

めちゃんこ簡単に説明させていただきます。


消費税の計算方法には、大きく分けて次の2パターンが存在します

  • 原則課税

  • 簡易課税


このうち、原則課税ではザックリと次のように消費税を計算しています。

※ちなみにですが、正確には少し違います


原則課税の計算は

「売ったよ」に含まれる消費税から

「買ったよ」に含まれる消費税を控除して計算します


例えば、

売上が税抜き1000万円

経費が税抜き800万円の場合


「売ったよ」に含まれる消費税100万円から

「買ったよ」に含まれる消費税80万円を控除した

20万円が納付する消費税額です


したがって

消費税を減らすためには「売ったよ」の金額を小さくするか

「買ったよ」の金額を大きくする必要があります


「売ったよ」よりも「買ったよ」の金額が多いとどうなるかって??


「売ったよ」に含まれる消費税より

「買ったよ」に含まれる消費税が多くなる場合・・・


例えばですが

売上が税抜き800万円

経費が税抜き1000万円・・・こんなケースの場合


消費税額は80万円ー100万円=▲20万円になります

この場合、消費税の確定申告を行うと


差額の20万円は還付されることになります


売上が少ないけれど経費が多くなる場合や

高額の設備通しを行った場合には、還付になるケースも少なくありません。


税金ときくと、納税ばかりが頭に思い浮かんでしまいますが、

こんな感じで還付になることもあるんですね


正しく知識を身に付ければ減らすことができる税金もあるかもしれません

インボイスの導入を機に、消費税について勉強してみてはいかがでしょうか??


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